火曜日, 12月 22

落としたくはないのですが。



どうも、るまんどです。

昨日、国際誌から査読の依頼が来ました。

なんで、私に依頼がきたんだろう?

author のうちの2人が知り合いなのですが(ぎょぎょぎょ)、editor には知り合いはいなくて、しかも、この論文のテクニックについては、専門ではないのです。

専門ではない・・・・、そう、少なくともこのテクニックで解析した論文は出していません。共著もない。

この手の論文の査読なら、他の何人かの顔が浮かぶし、しかも国際誌なんで、ますます私じゃなくていいだろう・・・、と。

ん?ひょっとして、authorが指名したのか?

ぬぬぬぬ。

reviewerを指名するのは、別に珍しいことではないので、あるかもしれない。
(もちろん、その指名通りにいかないことも多いから、「無礼には当たらない」程度の話)

まぁ、依頼のなにそれはおいといて、



困ったことに、この論文が面白くないんですよ・・・。

テクニックも、もう今では新しくないし、結果もなんだか予想通りで「やっぱりね」という感じで、ここも新しさがない。

う~ん。
この国際誌に載るレベルじゃないんだよね。他の雑誌なら掲載するかもしれませんが。


少なくとも、うちは、査読するときは、建設的な意見を心がけて、できる限り落とさない方向でのレビューをします。

ある編集者には
「そこまでみてくれるとは思いませんでした」と言われたこともあります。
(ん?今思うと、これは嫌みか?)


査読結果はシステマティックに、ネットで入力するだけなので、
特に落とすときは、細かい意見はいらないと思うし、簡単なのですが、

いかんせん、

査読でリジェクトしたことないので、ツライ・・・。
そして締め切りがくる・・・、来ては去り・・・・、催促の自動メールが定期的に来る・・・。


査読が私でなければ、面白さを見つけてくれて、載ったかもしれませんよ、と思う。
(そんなコメントは書きませんが)

あ、でも、reviewerはあたし一人じゃないから、ま、いいっか。
(^_-)




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けものドラマ見てます。

ええと、研究と関係のない話です。 ドラマを見ています。 2018年12月現在。 獣になれない私たち。 もう、好きだ!というしかない。 松田龍平も新垣結衣も。好きな役者さんで。田中圭も黒木華も! 全然、スパッと行かない展開も、ものすごいリアルで鳥肌が立ちます。...